『勉強ができる子は何が違うのか』(榎本博明著)感想文(中3)

第1章 成績の良い子と悪い子、何が違うのか?
[感想]
 今回は読解力やメタ認知について改めて学んだ。他の本と同じようなことがかかれている部分が多くあり、大切さをより感じた。
 メタ認知とは認知の認知である。メタ認知により自分の理解度を確認して、学力を向上させることができる。
 人の認知は遺伝5割、後天5割で決まっているため、メタ認知などをきたえて知能をあげる必要がある。またメタ認知の他に認知能力、つまり、読解力も鍛えるべきである。そして、読解力は日頃からの読書で向上させることができる。このことを知り、少しでも自分を客観的に見ることを意識して、国語の問題でもいいから、たくさん文章にふれたいと思う。

第2章 やる気も粘りも非認知能力しだい
[感想]
 私には非認知能力の中核とみなされる自己コントロール力がない。自己コントロール力の高い人は健康度が高く、収入が高く、罪を犯すことが少ないと分かっている。今の人は自己コントロール力が低い。利点もあるが欠点の方が多くある。集中ができないのである。
だが自己コントロール力は高くすることができる。とにかくへこたれないことだ。筋肉と同じでいためつけることはより向上させることができる。また全体の目標を持つことも大切だ。
 テストでいい点を取ることを目標にするのではなく、頭をよくするなどの向上心、全体として成長する目標を持つべきである。簡単ではないが、それだけでモチベーションが上がる。このことをふまえて、まずは計画をつくり行動していきたいと思う。

第3章 自分の学習スタイルをモニターしているか? ――メタ認知について
[感想]
 成績を向上させるためには、メタ認知的モニタリング、コントロール力が必要になってくる。勉強が出来る人は自分の理解度を確認すること、つまり、メタ認知的モニタリングを学習プロセスのあらゆる段階において行っている。さらに、勉強中の心の状態や、学習状況もモニタリングしてコントロールし、モチベーションを保っている。このことをふまえて、どんなこともそのことをただ行うだけではなく、心も大切だと思った。だから、できるだけ自分でコントロールできるように考えていきたい。

第4章(完) 読書と学力は密接に結びついている――読解力と認知能力について 
[感想]
 今回は読書の大切さや効果について学んだ。読書には読解力や想像力を鍛える効果がある。本はテレビやゲームと違い文字が多い。文字だけで感じとろうとするため想像力がつく。
 今の人は図がないと理解ができない人が多い。だから、想像力がつくと言葉を立体的に読みとることができ、学力が向上する。つまり、読書をすると学力が向上する。
 私は本を読むときも人の話をきくときもよくその場面を想像するようにしている。しかし、最近は本を読んでいないので、少しでも読むようにしていきたい。

[全体の感想]
 勉強ができる子は何が違うのだろうか。簡単に言うと、メタ認知、非認知能力、認知能力の有無だ。メタ認知とは認知の認知、自分がどのくらい理解できているかを知ることである。これができないと分からないまま勉強をすると、効率が悪くなってしまう。また、非認知能力とは、自己コントロール力につながるものである。自己コントロール力のある人は計画通りに勉強を進めることができ、さらに、ダラダラせずに集中力をもってやろうと思ったことをやりとげることができる。最後に、認知能力についてだ。認知能力を鍛えると学力の基礎となる読解力や想像力の向上につながる。こんな話をされても頭の良さは遺伝だから、関係ないと考える人もいるだろう。たしかに、頭の良さに遺伝は関係する。しかし、頭の良さというのは遺伝五割、後天五割、つまり、後から良くできるものである。そして、良くするためには、最初にいった三つの認知が必要なのだ。また、この認知は、計画を立てる、読書をするなど簡単なことで鍛えることができる。このことをこの本から知り、今までなにをしていたのだろうと思った。それと逆に、これから意識していこうとも思った。だから、このことを社会人までもっていきたい。

(2024年1月)

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