スペルが覚えられない英単語は「バラバラ暗記法」で!(清水章弘)

「傘」って英語で言えますか?

「アンブレラ!」。はい、正解です。

 では、スペルは書けますか?

「u……m……あれ? nだっけ……?」

 うーん、あやふやですよね。

 まずは正解から教えましょう。”umbrella”です。「ああ、そうだった!」と思っても「じゃあ、1か月後にテストしたら書ける?」なんて言われたら自信がないですよね。

 こういうスペルを覚えにくい英単語は、アルファベットを1つずつ「バラバラ」にしてしまいましょう!

 すると、「ユー、エム、ビー、アール、イー、エル、エル、エー」になりますね。ここからが本番。これをリズムに乗せて10回唱えてみましょう。

 ユー、エム、ビー、アール、イー……

 ユー、エム、ビー、アール、イー……

 10回唱えたら、何も見ずに言ってみましょう。はい、umbrellaのスペルは?

「ユー、エム、ビー、アール、イー、エル、エル、エー!!」

 そうです。こうすると、不思議と覚えられてしまうのです!

 紛らわしい英単語は「書いて覚える」だけでは、なかなか覚えられません。

「書くと手が覚える」なんて言いますが、こういう単語は、なかなか難しい。でも、アルファベットを1つずつバラバラにして読み上げると、スペルを意識して頭に入れられるのです。

 では、練習問題。「外国の」という単語、foreign(フォーリン)も覚えにくいですが、バラバラにして覚えましょう。

 はい、10回唱えて!

「エフ、オー、アール、イー、アイ、ジー、エヌ!」

書いて覚えられなければ10回唱えてみよう

引用文献『[清水式]定期テストで結果を出す50の習慣』(清水章弘著 PHP研究所)

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